インタビュー
環境をつくる
川崎モアーズの営業グループで、主に販売促進業務を担当しています。お客さまが来館するきっかけづくりのため、販促やイベント企画の立案・運営、チラシ・ポスターなどの販促物の作成、SNSなどを通じた情報発信を行っています。
また、テナントサポート業務も重要な仕事です。川崎モアーズではメンバーごとに担当フロアを決めており、私は食品フロア担当としてテナントのみなさんと密なコミュニケーションをとっています。従業員研修や社内交流イベントなどの企画は、4名いる営業グループのメンバーが一丸となって進めます。お客さまにとって居心地がよく、テナントにとっても働きやすい環境をつくることが、私の仕事です。
そうですね。たとえばイベントひとつとっても、企画から準備、当日の運営フォローまで、やるべきことがたくさんあります。抽選会の運営会社や、地元アイドルやゆるキャラとのコラボイベントを行う際の取引先との連携・調整も行います。なかには抽選会の玉の準備のような、とても細かい作業も。当日は営業グループ総出でイベント対応を行います。決して簡単な業務ではありませんが、イベントを無事に終えた際には、チーム全体でやり遂げた達成感を共有できます。
ひとつには、街とつながりを持ちながら働けること。以前に勤めていた横浜モアーズや横須賀モアーズシティでも、商店街イベントやイルミネーション、期日前投票所の会場協力など、地域のイベントや活動に積極的に関わってきました。
なかでも現在の川崎モアーズは「賑わいのある立体商店街」がコンセプトで、目の前が「銀柳街」というアーケード商店街なんです。銀柳街を運営する商業組合の一員でもあり、共同のイベントなども積極的に行っています。関わった企画や発信が、施設だけでなく街の活気につながったり、人の流れを生み出したりするのを現場で実感できることは、この仕事ならではの面白いポイントだと思います。
また、自分の仕事がお客さまの「日常の幸せ」につながっていると実感する瞬間も、やりがいのひとつです。私はもともと横須賀の高校に通っており、学生時代からモアーズを利用していて、どの施設にも共通する安心感や、「サードプレイス」のような居心地のよさに魅力を感じていました。
今の仕事では、施設を巡回中にお客さまの笑顔を見かけたり、イベント時に小さなお子さまからお年寄りまで楽しんでくださっている様子を見たりと、訪れてくださる方々の反応をダイレクトに受け取ることができます。もともと自分が好きだった場所で、今は「居場所をつくる側」として働けていることがうれしいですし、日々のやりがいになっています。
入社2年目、横浜モアーズで担当したレストランフロアのリニューアルオープンです。半年間、告知物に使用するメインビジュアルの調整、新店舗店長とのやりとり、入店研修、メディア・関係者内覧会、プレオープン準備などを着々と積み重ねてきました。
オープン当日は緊張でいっぱいいっぱいでしたが、数日後に巡回した際、お客さまが楽しそうに食事をされている姿を見て、「これまでの準備が、お客さまの日常につながったんだな」と実感しました。そのときに感じた達成感は、今でも鮮明に覚えています。
横浜岡田屋には「テナント第一主義」という、商業施設を運営する上でのポリシーがあります。私も日々の業務の中で、テナントの方々から、お困りごとを気軽にご相談いただけるような関係づくりを心掛けています。
以前、親しくさせていただいていた書店の店長より、店舗内に設置するPOPについてご相談いただき、アイデアを提案する機会がありました。実際に私が提案したPOPが売場に並んだ際には、「信頼していただけた」「任せていただけた」という実感があり、大変うれしく、強く印象に残っています。
また、異動の際には、日頃から関わりのあったテナントのみなさんが声をかけてくださり、胸が熱くなりました。「この仕事の魅力は、テナントの方々と信頼関係を築き、ともに施設をつくり上げていけることにあるんだな」とあらためて感じた瞬間でした。
先ほどお話しした「地域との距離の近さ」や、テナントの方々と「一緒に施設を運営する仲間」としての関係が築けている点も、私たちらしさのひとつかもしれません。
入社して1年目で、新しく働き始めたテナントスタッフに向けて、施設のルールや注意点を伝える「入店研修」を担当しました。対面での研修を月に数回行う中で、テナントスタッフがより参加しやすく、運営面でも柔軟に対応できるよう、「WEBで完結したい」と考えました。
そこで、当時一緒に入店研修を担当していたメンバーと話し合いを重ね、上司に提案したところ、「ぜひやってみて」と言っていただけて。その後、仕組みづくりを行い、1年目のうちに実際の運用開始まで漕ぎ着けることができました。
横浜岡田屋は、年次に関係なく、自分で考えて動くことを歓迎してくれ、挑戦させてくれる。それによって組織が変わっていくことも厭いません。だからこそ、日々の業務のなかでしっかり成長していけると感じます。
さまざまな人と関わりながら、時流もキャッチして施設をつくっていく仕事のためか、柔軟性と好奇心が強い人が多いと感じます。
また、周りへの思いやりや気配りができる人が多いのも特徴ですね。互いにフォローし合える安心感があるので、とても仕事がしやすいです。
私自身も、仕事をするうえでは相手の状況や立場を想像することを大切にしています。テナントの店長に確認したいことがあるときは、忙しそうにしていたら声をかけるタイミングをずらしたり、あとからメッセージを送ったり。お客さま向けのキャンペーンやイベントを考えるときも、できる限り利用者側の視点に立ち返るよう心がけています。
私はお笑いが好きなのですが、同じくお笑い好きの先輩とライブに行ったり、同僚の自宅に複数人でお邪魔してボードゲームをしたりと、プライベートでも和気あいあいと楽しく過ごしています。社員同士の交流にかかった飲食費などを補助してくれる会社の制度もあるんですよ。私は好きなことや趣味が多く、興味の幅も広いのですが、周りも似たタイプが多く、刺激をもらっています。
入社後しばらくは教わったとおりに業務をこなすことで精一杯でしたが、徐々に前例を踏襲するだけではなく、どうしたらもっとよくなるかを主体的に考えて実現に向けて動けるようになりました。
今後は自身の業務だけでなく、グループの業務の見直しや、連携強化を目的としたコミュニケーションの促進といったメンバーがより働きやすい環境づくりにも貢献していきたいです。そして現場を幅広く経験したうえで、ゆくゆくは施設全体の方向性や戦略づくりにも関わっていけたらうれしいですね。
私には、人生のテーマとなっている言葉があります。「夢がたとえ成就しなかったとしても、精一杯挑戦した、それで爽やかだ」という、私の好きな岡本太郎の著書に出てくる言葉です。「結果だけを追い求めるのではなく、挑戦した事実そのものに価値を認めることが大切だ」というこの考えに、何度も勇気づけられてきました。
就職活動でも思ったとおりの結果が得られないことがあるかも知れませんが、そんなときはこの言葉を思い出し、肩の力を抜いて次の一歩を踏み出してみてほしいです。