インタビュー
横浜ハンマーヘッドの管理グループで、施設のハード面を支える業務全般を担っています。協力会社と連携しながら、防災設備や空調の点検、館内清掃、警備など建物の管理を行うほか、故障や異常が見つかれば修繕を進めます。テナントのみなさんへの防災教育や、店舗リニューアルの際の工事の調整業務なども担当します。
現在は3名体制のチームで動いていますが、以前は2名体制だった時期もあり、一人ひとりの守備範囲は非常に広いですね。テナントの入れ替わりによる改装工事ひとつとっても、ご要望のヒアリングにはじまり、解体や内装工事の担当会社との調整、周囲のテナントや上階にあるホテルへの周知、周辺設備を管轄する横浜市との調整など、多岐にわたる関係各所との密な連携が必要です。
こうした調整を踏まえて、施設全体が円滑に、そして安全に稼働し続けるための舵取り役が管理グループといえるかもしれません。
じつは、新入社員研修での出来事が大きなターニングポイントでした。入社前は華やかなプロモーションなどを手がける営業グループの仕事をイメージしていたのですが、研修でテナントが閉店したあとの「スケルトン」状態の区画を目の当たりにしたんです。
それは本当に何もないまさに「工事現場」そのもので、自分が今まで見ていた店舗というのはこの「0」の状態から生み出されたものだったのだと初めて気がつきました。必要とされる専門知識は膨大で大変そうだと感じましたが、それ以上に「0から1」をつくり上げるプロセスの奥深さに魅力を感じ、研修が終わるころには管理グループを志望していました。
自分の仕事を通じて、お客さまが施設で過ごす時間が少しでも便利になったり、快適になったり。そうした結果を間近で見られることが、日々のやりがいにつながっています。
これまでで強く印象に残っている仕事に、駐車場への事前精算機導入プロジェクトがあります。横浜ハンマーヘッドは観光地という立地もあり、土日やイベント時の出庫渋滞が大きな課題でした。導入にあたっては、行政への申請手続き、駐車場運営会社や工事会社との調整、テナントへの周知など、緻密な準備を行いました。運用開始後に渋滞が劇的に解消され、お客さまのストレスが軽減されたことを実感できたときは、大きな達成感がありましたね。
入社直後に上司から「今の寺田さんが感じる『ここが気になる』『ここが不便』は、お客さまの視点に近い貴重な意見だから、何かあったらすぐに教えてね」という言葉をかけてもらったことが、深く印象に残っています。
じつは私は横浜出身で、小さなころから家族や友人とよく横浜モアーズや川崎モアーズに遊びに行っていたんです。そのときに感じていた「居心地のよさ」が、横浜岡田屋に入社した理由のひとつでもあります。
業務に慣れてくると、どうしても「管理する側」の理屈で物事を見てしまいがちですが、居心地のよさを守るためにはいかに「お客さま目線」を保てるかが大切です。入社して5年が経った今でも、その視点を忘れることないよう常に意識しています。
物腰が柔らかく、あたたかい人が集まっている組織だと感じます。管理グループの業務はお客さまの安全に直結するため、上司や他部署としっかり連携しながら進めていく機会も多いのですが、先輩方はいつもフラットに丁寧に相談に乗ってくださるので、安心して仕事ができています。
一方で、現状に甘んじず、挑戦を後押しする風土も強く感じます。当社が大切にしている「変わらないのは、変わること。」という言葉は、会社として時代に合わせて柔軟に変化し続けることはもちろん、社員一人ひとりが学びと成長に対して貪欲であり続けることの大切さを表現したものでもあると私は解釈しています。
私自身、昨年は「建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)」という国家資格の取得に挑戦しました。合格率10〜20%というハードルの高い試験でしたが、直属の上司がこの資格を持っていたことも刺激になり、会社からも受講料補助などのサポートをいただいて無事に合格できました。
一年を通じて行うルーティンとなっているビルの点検や整備について、一つひとつが「なぜ必要なのか」根拠を理解したうえで業務にあたれるようになったことが、多様な関係者との調整が必要な場面でも大きな自信につながっています。
横浜ハンマーヘッドは、地元の花火大会やマラソン大会といった大規模な地域イベントの会場になることもよくあります。そうした際は、私もお客さまの誘導係として現場に立つなど、「地域のお祭り」を支える一端を担います。
私にとって横浜は、生まれ育った愛着のある地元です。そんな自分にとって大切な地域と密に関わりながら、賑わいづくりに少しでも貢献できること。そして、レストランやショップなどさまざまな業態の店舗運営をサポートしながら、自分の関わったテナントの商品やサービスを地元の友人や家族に自信を持っておすすめできること。こうした「地域とのつながり」を肌で感じられることが、私にとって大きなモチベーションです。
まずは現在、入社以来初めて担当している店舗の改装工事について、無事にオープンの日まで完走したいです。改装工事は私が管理の仕事を志した原点ですが、経験してみるとやはり日常業務と比較して必要な知識量や調整先も多く、大変さをあらためて実感します。同時に、徐々に店舗が完成していく様子を間近で見られる喜びの大きさも感じており、最後まで気を抜かず丁寧に進めていきたいです。
その後の目標として、まずは管理グループのリーダーを目指していきたいと考えています。私の2つ上の先輩が最近リーダーに昇格したのですが、実力があれば若いうちから責任ある立場を任せてくれる環境があるので、私もぜひそこに続きたいですね。
そして、テナントのみなさんから「困ったときは寺田さんに聞けば大丈夫」と、一番に顔を思い出していただけるような、信頼を寄せられる存在になりたい。リスクを厳しく見極めながらも、「どうすれば実現できるか」を粘り強く一緒に考えられる柔軟性を持ち合わせた、真のプロフェッショナルでありたいです。
就職活動中、やりたいことを見失ってしまったり、途中で変わってしまったりすることもあるかもしれません。私自身も「営業がやりたい」と思って入社しましたが、研修を経て管理の仕事に魅力を感じ、今も大きなやりがいをもって仕事をしています。
大切なのは、そのとき自分が信じる価値観を、自分の言葉で自信を持って伝えることだと思います。気負わずに、今の自分でぶつかってみてください。変化を恐れず、挑戦し続けるみなさんを、横浜岡田屋はあたたかく迎えてくれるはずです。